障害者手帳
精神障害者保健福祉手帳 高次脳機能障害は、器質性精神障害（ICD10のFコード）に分類され、精神障害者保健福祉手帳の対象となります。障害者手帳を取得することで、税の控除、各種減免の対象となるほか、障害者雇用の対象となります。しかし、神障害者保健福祉手帳の取得に抵抗がある場合は、よく相談の上、取得をご検討ください。
身体障害者手帳 肢体不自由、平衡感覚障害、失語症等がある場合、身体障害者手帳の対象となります。
療育手帳（自治体によって名称が異なる場合があります） 18歳未満の受傷発症で、知的能力の低下がある（おおむねIQ70以下）場合は療育手帳の対象となります。
障害者手帳・年金の診断書
医師に診断書を記載してもらう際には、日常生活の状態をどのように伝えるのかがポイントとなります。
受診する前に、食事・清潔保持・金銭管理・通院と服薬・意思疎通・危機回避等の行動について整理する、紙に書く等をして、本人の状態を適切に伝えるようにします。
なお、ご本人の前で伝えると気を悪くすると思われる場合は、時間をずらす、手紙で渡す等で主治医に情報が伝わるように工夫してください。
障害者手当
水道料金 身体障害者手帳1級～2級、重度の知的障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳1級の方がいる世帯は、水道料金の割引対象となる場合があります。お住まいの市区町村でご確認ください。
〔障害者控除〕
身体障害者手帳3級～6級、知的障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳2級～3級
〔特別障害者控除〕
身体障害者手帳1級～2級、重度の知的障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳1級
自動車税・軽自動車税及び自動車取得税の控除 心身に障害がある方（身体障害、知的障害、精神障害によって対象となる障害の状態が定められています。ただし、精神障害者の場合は、精神障害者保健福祉手帳1級所持者で、通院している方に限られます。）が所持しているか、その方のためにもっぱら使用する自動車で、一定の基準に該当する場合は、申請により自動車税、軽自動車税、自動車取得税が安くなる場合があります。
心身障害者扶養（共済）制度 障害のある方の保護者が、毎月一定の掛金を保険者に払い込み、その保護者が亡くなった場合などに、残された障害のある方に毎月年金を支給します。 障害のある方の将来に対して、保護者が抱く不安を軽減し、障害のある方の生活の安定と福祉の向上を目的とします。お住まいの市区町村にお問い合わせ下さい。
