
財団法人 黎明郷 理事長 福田道隆
財団法人黎明郷は、昭和42年4月、青森県南津軽郡碇ヶ関村(現在青森県平川市)に産声をあげ、高血圧および脳卒中診療とリハビリテーションを主な柱として、黎明郷リハビリテーション病院で活動を行ってきました。当時は日本全国においても片仮名の「リハビリテーション病院」を看板に用いた数少ない病院であったと聞いております。平成15年4月には介護老人保健施設「つがる」が、平成17年7月、弘前市に弘前脳卒中センターが誕生いたしました。
黎明郷の理念は「質の高い医療、リハビリテーションを実践し、地域社会の保健医療福祉に貢献します」です。
それぞれの施設には独自の運営理念を有しながら、財団内施設間の完結型の連携機能としての役割を持っております。近代的な医療機器の重装備の下に、脳卒中急性期における超早期救命救急治療(脳卒中病棟・SCU)と早期回復のためのリハビリテーション病棟を連結させ、早期自宅復帰を目指す弘前脳卒中センター、急性期治療・回復期治療の役を担いつつも、医療下での長期療養を必要とする患者さんのための病棟(医療型療養型病床)を有する黎明郷リハビリテーション病院、回復期あるいは療養型病床での治療後でも自宅に直接帰れないため、生活機能向上を図るため支援する介護老人保健施設「つがる」が脳卒中治療の流れのそれぞれの役割を担っております。3施設ともに、アメニティの重視、速やかな医療対応、集中的リハビリテーション医療の提供、タイムリーな情報提供の他に、密接な地域間連携を進めております。
今後、「脳卒中医療とリハビリテーションの進むべき方向性」を十分に検討し、研修しながら、医療の安全管理と効率化をすすめ、多職種チームによる超早期からの医療・リハビリテーションを実践し、地域における住民の方々、地域保健医療従事者、福祉関係者の強力な協力とネットワーク化(地域連携パス)を押し進め、青森県の脳卒中治療発展のため尽力したいと思います。
関連各位の絶大なご協力、ご支援を心からお願い申し上げます。
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